有線通信研究室(インターネット)

Bフレッツ NTT東日本の光ブロードバンド
Bフレッツ

【 置いてあるもの一覧 】

FTTHサービス導入記
通信速度の研究


FTTH接続サービス導入記

※御注意:記載順序や日付は、時系列で書いているつもりですが、何せ現在残っている
 資料がメールと僅かな写真と記憶だけなので(汗)正しくない記載があるかも知れません。
 もし間違った記載がありましたら、その際はご容赦下さい。

2002年某月某日

  世間では、既に「ADSL」なるものが普及しつつあった。それまでは、何とかISDNでも

 インターネットでのウェブ閲覧は出来なくはない、という程度だったのだが、世間の平均

 回線速度の上昇とともに各HPのコンテンツが重くなり始め、そろそろ限界を感じていた。

  それなのに、何故ISDNにしがみついていたのか・・・それは。

  元々、アナログ回線の時代から、NTTは回線の光化を進めていた筈だったのだ。

 それに対し、ADSLはメタル(電線)で有効な技術であり、光化に逆行するものである。

 即ち、ADSL等というものは、ブロードバンドを普及させるのには役立つかも知れないが、

 所詮、回線が光化されるまでの繋ぎでしかない!どうせやるなら光を!・・・そう思っていた。

  なので、東京都内では既にサービスが始まっていた「光ブロードバンド」に期待していた。

 いつ始まるか見当もつかないまま、ただひたすら待っていた。でも、こんなド田舎に光など

 来るのは当分先だ、とも思っていた。・・・その日が来るまでは。

                     <<田舎の風景>>


2002年11月9日

  ところが!!それは突然やってきた。

  何気なくNTT東日本のHPを見ていた、その日・・・何と、自分の住んでいる地域が光の

 サービスを開始するって情報が!申し込みの決断まで数nsとか言っている場合ではない(ぉ

 それは脊髄反射の如く、気が付くとHP上で申し込み手続きを済ませていた・・・(大汗)

  ちなみに、この時に申し込み可能だったのは「ベーシックタイプ」のみ。

 返送されてきた「申し込み登録のご連絡」メールには、サービス開始までの流れが記載

されていた。

	〔1〕お客様→弊社 ホームページにてお申し込みを頂戴いたしました。
	      ※本メールは申込登録を確認した時点でお送りしております。
	    申し込みの正式な受領は、弊社側の設備確認後、改めてご連絡
	    させていただいた時点(以下の〔3〕の時点)となります。
	
	〔2〕弊社→お客様 光加入者回線等の設備確認に伺います。
	     (設備調査の結果、対象エリアであっても提供できない場合や、
		    提供までに時間がかかる場合があります。)
	 
	〔3〕弊社→お客様 電話、メール、書面等でご連絡を差し上げ、
	          ご提供の可否、ご提供時期をご案内するとともに、
	
	          申し込み内容の確認をいたします。
	    (直ちにご提供ができる場合は、工事日を決定いたします。)
	
	〔4〕弊社 →お客様 『開通のご案内』、セットアップガイド等を
	           工事前日までに届くように郵送致します。
	
	〔5〕弊社 →お客様 工事実施。
	
	
	〔6〕お客様→プロバイダ 本サービス対応プランをご契約いただきます。
		
	   プロバイダの手続きに時間がかかる場合がございますので、
	      事前にプロバイダにご確認願います。	
	   なお、Bフレッツを利用したインターネット接続は、
	   プロバイダとの手続き完了後となりますので、ご注意ください。
	
	〔7〕お客様 ご利用案内に従い、パソコン等の設定をしていただきます。

 なるほど。とりあえず回線設備確認待ち、か。というワケでひたすら待つ。(ぉ


2002年12月16日

  NTTから連絡があり、回線設備の確認を行う事になった。

 光ファイバーケーブルというものは、内部がガラス繊維で出来ているそうで、ある程度以上の

 Rが取れないと配線できない、との事。なので、配管を通せるか確認するツールとして、何だか

 凄く硬そうなゴツイ電線を持ち込んで来た。

  言い忘れていたが、当方は一軒家なので、問題はどこを通すか、だけである。調査してみた

 ところ、元々の電話線の配管に一緒に通せそうとの結論。ホッと一安心。家の施工者に大感謝。

  後日、正式に開通可能との連絡あり。工事日を決定。そろそろプロバイダと契約せねば。


2003年某月某日

  プロバイダ選定。以前から使用している@niftyは、まだ受付可能地域になっていなかった。

 悩んだ挙句、白石美帆に釣られてBROBAに決定(ぉ


2003年2月15日

  いよいよ工事日。工事時間は約1時間程度と聞いていたので、午後に来てもらう予約をして

 あった。その日は速攻で午後有給休暇を取り待機(ぉ。


  工事開始。まずは屋外から。どうやら付近までは光ケーブルの主幹工事は済んでいて、

 そこから分岐するところをやっているらしい。近所にNTT委託業者の工事車両が3台くらい

 来てて、一斉に電柱に登って作業してる。なんか凄い光景・・・写真を残していないのが残念。

  そのうち、屋内配線工事も始まった。聞いたところ、その委託業者は光ケーブル引き込み

 工事は初めてやるそうな。大丈夫かいな(汗) そんな表情を察したのか、業者の方曰く、

 「ちゃんと研修を受けて来てるから大丈夫」「今日も本番前に練習してきた」って・・・!

 更に不安が増幅するじゃないかぁ(ぉ まぁ県内ではギョーザで有名な某市以外では当方が

 最初の申し込みだったみたいだから、仕方ないか(汗)


  予想通り、作業は難航。屋内工事は、ケーブルを通すまでは良かったが、そこから光終端

 装置に繋ぐにはケーブルを加工する必要がある。で、何だか悪戦苦闘しておられる(ぉ

  結局、約2時間くらいかかってようやく装置へ繋ぐ加工が終了。お疲れ様でした。・・・ん?

 何かポケットテスターのようなものを取り出して・・・あぁ光のレベルチェッカーね。気になって

 覗き込むと、そのテスター、表示単位がdBm!アナログ電話回線と単位が同じ???変なの。

 問題は、その表示がゼロのままって事。どっかで繋がってないらしい。担当の方は、おもむろに

 携帯を取り出して外の工事やってる人や、NTT回線収容局に電話・・・?!

  え、回線収容局の中も今工事してんの(ぉ


  結局、更に2時間くらいして光のレベルチェッカーに反応が!回線収容局側の問題だった模様。

 当初1時間くらいの予定が大幅にオーバーして、4時間以上かかりました。

  関係者の皆様、お疲れ様でした・・・

   

  設置した光終端装置(ONU)。型式:EX-ONU-E

 光ケーブルは御覧の通り黄色くて細いもの。ちょっと見づらいかも知れないが、2本が組になって

 いる。そのうちの1本しか使用してないそうな。


2003年2月24日

  正式開通日。公式には、そうなっていた。でも実は、2月20日の夜から使えたんだけどね(汗)

 最初に繋いだのはフレッツスクェア。それも速度テスト(ぉ 通信速度については後述。


2003年3月9日

  「フレッツ接続ツール」によるPC直結接続から、ルータ(BA8000 Pro)接続に変更。


2003年8月12日

  お、自分の住んでいる地域が「ニューファミリータイプ」申し込み可能になってる!

 自宅サーバーも立てないのにベーシックタイプはオーバースペックだったので、これまた速攻で

 契約変更を申し込む(ぉ。NTT側の工事だけで、宅内工事は無し、との事。


2003年8月23日

  契約したプロバイダ、BROBAのコンテンツ視聴に難儀する。現在はどうだか知らないが、当時は

 あまりに著作権保護レベルが厳し過ぎた。視聴専用の環境を作らないといけなかったくらい。

  後日、「NTTレゾナントへの移行手続き」なるものが来たので、これ幸いとばかりに解約。(ぉ

  新たなプロバイダとして、この日にODNに申し込み。選択の理由は・・・何の事はない、当時KDDI

 に加入していて、支払い手続きがそのまま使えたから(汗)


2003年12月6日

  何を思ったか、ODNの「IP電話」を申し込む。タダでかける相手先も無いというのに(爆)


2005年6月28日

  何を思ったか、「ハイパーファミリータイプ」に契約変更。光終端装置の変更が必要との事なので、

 この日に工事。さすがに慣れていて(ぉ、ものの10分程度で工事完了。

   

  新しくなった光終端装置(ONU)。型式:GE-PON-ONU

 「ハイパーファミリー」とは、1Gの回線をシェアして100Mを提供するサービス。という事は、この終端

 装置までは1Gが来ているのか?!その位しか、終端を交換する意味が思いつかない。


通信速度の研究

何か遅い・・・

  2003年2月20日にフレッツスクェアに繋がるようになって最初に試したのは、通信速度測定。

 OSはWindows2000、フレッツ接続ツールによるPC直結、という環境で試した結果・・・

  

 なんか、100Mの回線にしては、だいぶ遅いんですけど(汗) 何度やっても変わらない・・・

 で、色々調べた結果、どうやらWindows2000に通信に関するパラメータがレジストリ内にあって、それ

 が最適値ではないらしい。勿論、ユーザーが簡単に触れるパラメータではない。


通信速度を速くする!

  そこでお勧めなのが、EditMTU というフリーソフト。初心者でも簡単に操作できる自動モードもあり、

 内容が理解できる人向けの細かいチューニングも可能。詳しくは上記リンクを参照。

 で、とりあえず自動設定してみる。結果は・・・

  
   ※裏紙に印刷したものを再スキャンしています(汗) 裏面から透過する文字を消そうとしたせいで、明るさが変わっています。

  何と、これだけで倍速近い速度になりました!(^-^)v

 Windows2000ユーザーは是非、このソフトでチューニングされる事をお勧めします!


WindowsXPではどうなのか?

  更に、WindowsXPでも試してみます。まずは無調整での速度。

  

 何だ、Windows2000のチューニング設定よりWindowsXPのデフォルトの方が速いやんけ(汗)

 それでも、更に速くなる可能性を信じて(ぉ、EditMTUで調整してみました。すると・・・

  

 おぉ、僅かですが速くなった!(^-^)v

  というワケで、デフォルトのままで使っている方がおられましたら、是非チューニングしてみて下さい。

 きっと、それなりの効果が得られると思いますョ。


戻るっ!