試作工作室/改造工房(2000年10月11日更新)
こちらは、主に「ローテク」と呼ばれている(笑)改造等を扱うコーナーです。
携帯電話のLED青色化改造
★注意事項 <重要!>
本ページは、以下の注意事項に了承して頂いたものとして書かれています。納得の上、御覧下さい。
◎本ページの内容は、改造を奨励するものではありません。もし改造される場合は、あくまでも自己責任において実施してください。
◎改造したことに起因する不利益・損害について、当方は一切感知しません。
◎改造に関する質問には、一切お答えできません。
◎改造の依頼は受け付けておりません。
◎携帯電話を改造すると、修理を拒否される等、一部のサービスを受けられなくなります。
※改造部分を元に戻せば良いらしい。
★NTT DoCoMo P207HYPERの場合
ちょっと見ずらいかもしれませんが、ボタンの部分が青く光ってます。標準は緑色ですが、光っているのかどうか分からないほど暗く目立ちません。で、青くしてみました。 | |
上ケースを外した状態。ボタンを光らせていたのは、LED10個。これらを緑から青に交換すればOK。使用したLEDはかなり高輝度で、御覧のように眩しいくらい明るいです(^^;) ケースをスケルトンタイプにすれば、結構目立つかも? |
★NTT DoCoMo P209iの場合
発売から1週間しか経ってない209iをゲット、その日のうちにイキナリ改造してしまいました(大汗) この機種も、ボタン部分のLEDは10個でした。液晶がデカくなってるせいかな?LEDと液晶の間が狭くて、ちょっと作業しにくいですね。 上ケースを外してしまうとメイン基板に通電しないので、ケース無しの写真は撮ってません。 |
★NTT DoCoMo P205HYPERの場合
NO PHOTOGRAPH |
外観写真はありません。ご容赦下さい。 m(_ _)m |
上ケースを外した状態。この機種の場合、ボタンを光らせていたのはLED8個(機種によって数は異なります)。これらを緑から青に交換すればOK。P207同様、御覧のように眩しいくらい明るいです(^^;) |
★au(旧IDO) HITACHI C302Hの場合
ついにDoCoMo以外の機種も・・・でも中身は大差無かった(^^; 見ずらいかもしれませんが、ボタンの部分が青く光ってます。見えますでしょうか?ちょっと厳しいか(汗) 写真撮影の技術が低くて申し訳ない。メチャ暗く見えるけど、実は あまりにも見ずらい為、拡大表示を用意しました(^^; |
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上ケースを外した状態。ボタンを光らせていたのは、LED8個。これらを緑から青に交換すればOK。 構造的には、他と変わらない・・・てゆーか、上ケース外すのカタすぎですコレ。下手に力技で外そうとするとツメ折りそう。要注意です! |
★使用したLEDは?
豊田合成というメーカー製(・・・だと思う(汗))の、1.6mm×0.8mmという小さなチップ型LED。
取り扱いは慎重に。小さ過ぎて、息を吹きかけただけで、どっかへ飛んでいってしまいます(笑)
秋葉原で入手できますが、私が調達した1999年6月頃は1個350円もしました。今の値段は分かりません。
★交換方法は?
半田ごてによるチップ部品の実装経験のない方には難しい作業です。
また、実装後のチェックには電子部品・回路の基礎知識くらいは必要と思われます。
以下の説明だけでは何をすべきか分からない方は、手を出さないほうが賢明です。
準備するもの:
(1)特殊ドライバー
(2)先端が極細の半田ごて2本、またはピンセット型の半田ごて
(3)半田(φ1.0以下、極力細い奴)
(4)半田吸い取り器(吸い取り紙は周囲の保護フィルムを焼いてしまうので不可)
(5)テスター
(6)ピンセット
(7)助手(笑)・・・携帯電話(の基板)が固定できれば良い。ヒトが一番(^^;)
緑色LED除去手順:
(1)バッテリと上ケースを外す。(特殊ドライバーが無いとネジを外すのが大変)
(2)LED実装パターンの極性をチェックし、メモっておく。
(3)LED除去。周囲の保護フィルムとかランド、パターンを焼かないよう注意。
(4)ランドを半田吸い取り器できれいにしておく。
(注:部品実装に自信のある方は半田を吸い取らなくてもOK)
青色LED実装手順:
(1)メモに従い、実装。極性に注意。周囲に半田くずが飛散しないよう注意。
(2)テスターで各部をチェック。特に電源周りは重点的に。
(3)バッテリを取り付け、光らせてみる。OKなら上ケースを取り付けて完成。
・・・これだけ。部品を交換するだけなので、半田付け技術以外、何も技術的に難しい事は
ありません。ローテクたる所以です(笑)
え?半田付けが難しい?そういう方も手を出さないのが賢明です(ぉ